考えるきつね

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相棒13 最終回 脚本家は誰?

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相棒13最終回の視聴率は好調!

【この記事にはネタバレ内容が含まれています。

ご注意ください。】

 

相棒13の最終回が放送されましたね。

 

成宮寛貴さん演じる甲斐享の卒業会ということで

平均視聴率20.3%という有終の美を飾った!

 

成宮卒業「相棒13」最終回は有終20・3%!2年ぶり大台超え (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

という綺麗なお話としてニュースは報道されていました。

 

正に有終の美でしょう、視聴率だけ見れば。

ですが、肝心のドラマの内容はといえば

有終の美とはいえなさそうなのです。

 

 

相棒13の内容には賛否あり

相棒13最終回は正に青天の霹靂といいますか

今までのシリーズを見てきた人にとっては衝撃の内容でした。

 

なんと右京さんの相棒である

甲斐享君が犯人だという話しだったのです。

 

超簡単に要約しますと

【法の目をかいくぐる悪党だけを狙った連続暴行事件の犯人

ダークナイト」をめぐり事件は展開していく。

その後事件の犯人は甲斐享ということが判明し

杉下右京は海外へいってしまうのだった。】

 

もちろん超簡単に書いてありますので

詳細が知りたければ実際に見てお楽しみください!

 

でも主人公側の人間が犯人だという話は

意外とよくある話です。

なぜ今回「相棒13」では叩かれる結果となったのでしょう?

 

相棒最終回が叩かれる理由

犯人が唐突すぎる

犯人のダークナイトが今まで法の目をかいくぐる

事件を起こしていたという話が出てきました。

 

でもこれって最終回で急に出てきた話なんですよね。

 

今までの放送でその名前の片鱗がちょっとくらいは

出てきたことがあったのかもしれませんが

なかったのではないでしょうか?

 

少なくとも最終回前2,3回では話を出してもらいたいところです。

 

杉下右京は今まで気づいていなかったのに違和感

シリーズを通して見ている人にとって

何故今まで右京さんはこの事件を放置していたのか?

と疑問に思います。

 

最終回では君の相棒ですから

考えることくらいわかりますみたいな発言をしておいて

実際気づいてなかったじゃない!

いつもの杉下さんなら少しくらい疑いを持つはずなのに!

というか3年も相棒していて気づかないはずがない!

 

……と、まぁファンにとって「杉下右京」とは

ある意味神聖化された存在ですありますので

この事に納得出来ないというのも無理ないことかと。

 

よくわからない伏線と話の流れ

これが叩かれる一番なのではないかとおもいます。

実際話の流れも動機も伏線もよくわからなかったのです。

 

ダークナイトになった理由も今までの享君を考えると微妙だし

ネットでちやほやされたってあなた……。

ダークナイトになった経緯を示す伏線も最終回にしかないし

婚約者の妊娠と白血病はどう関係するの?

 

目一杯疑問が浮かんでしまう脚本だというのが

今まで「相棒」を見てきた人にとって

我慢出来なかったんじゃないかなと。

 

最終回の脚本家は誰?

その脚本を書いたのが誰かといいますと

輿水泰弘さんです。

 

相棒のメイン脚本家さんは

9人ほどおられるのですが

その中でもキャラクター設定など

正に物語の骨格を作っていらっしゃる方です。

 

また、この方の脚本は

物語の中に意外性があることでも知られています。

 

シーズン12の第一話でシリーズにずっと登場しつづけてらした

捜査一課三人組の1人であった三浦信輔(大谷亮介)を

退職させたことが記憶に新しいですね。

 

視聴者を飽きさせない展開も大事だとは思うのですが

今回の脚本では奇をてらうあまりに視聴者が

ついていけなかったのかなあと思うのです。

実際私も え~……とおもいましたし。

 

まとめ

今回の脚本では

  • 他の話に伏線なく、突然メイン級を犯人にしたこと
  • 話の流れが唐突過ぎたり、よく理解らないところが多かったこと
  • 人気の成宮さんを次回作から出にくい形で終わらせたこと

ここらへんが叩かれる原因になっているのではないかなと思います。

 

とは言え、今まで作品を支えてきたのが

輿水泰弘さんであることは間違いないところ。

 

私は次回作も期待しております。