考えるきつね

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バヌアツ サイクロン 人的被害は?

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バヌアツにサイクロン「パム」上陸

南太平洋の島国バヌアツに大型サイクロンが上陸し

甚大な被害が出ています。

 

バヌアツ赤十字の発表によりますと

現在被災した方は13万人。

この人数は人口の半分以上です。

 

家屋の90%以上が被害にあったという報告もあります。

電力通信が遮断された状況が続いており

人的被害はますます増加するものと見られます。

 

サイクロンによる直接的な被害だけじゃ済まない

人的被害はサイクロンによる直接的な被害だけに留まりません。

 

 

救助、救援活動中にも被害が

災害が起きた場合、二次的な被害は免れません。

支援中に家屋の倒壊に巻き込まれたり、

火災が発生したりと二次的な被害が発生します。

 

東日本大震災の際にも火災が発生しても

支援に迎えなかったり、再度起きた地震などによって

被害を止められなかった経緯があります。

 

最終的な被災者は今発表されている以上に

なることは間違いありません。

支援物資が届かない可能性

アメリカで起きた大型台風カトリーナの時には

救援物資の遅れによる略奪が発生しました。

支援が期待できない、そんな中で治安の悪化は免れません。

 

食べなければ生きていくことが出来ません。

ですが全てが吹き飛ばされてしまったら

どうしようもないじゃないですか。

ですから生きるために奪うという選択をせざるを得ない人が

今後間違いなくバヌアツでも出てくることでしょう。

 

カトリーナの時には、全体の2割以上の警察官が職務を放棄しました。

「ハリケーンで全てもっていかれたのに

これ以上命までもっていかれたら堪らない!」

そんな理由で職務を放棄したり、一部略奪に加わったりしました。

 

 

こんな最悪な状況になる前に

なんとか食い止めなければなりません。

 

とはいえ、国のほとんどが甚大な被害を受けている中で

バヌアツがなんとかしろと言われても不可能でしょう。

電気もない、通信もない、食料もない、水もない。

どうやって支援物資を運べばいいかもわからない。

そんな中で一体何処にどんな支援をしろというのか?

 

各国の今後の支援がバヌアツを救うと言っても過言ではありません。

 

まとめ

政府だけではなく、私達にも出来る支援はあります。

 

バヌアツが遠い国の話だからと思っている人も

バヌアツ東日本大震災の時に支援をしてくれたと聞けば

思いも変わるのではないでしょうか?

 

今はオーストラリア赤十字のみが義援金の募集をしています。

 

Australian Red Cross

(オーストラリア赤十字によるバヌアツ支援)

 

日本でもいずれ募金が開始されるとおもいますが

出来る事から私も始めてみたいと思います。

 

追伸 

【寄付が2倍】バヌアツ サイクロン被害緊急支援募金 - Yahoo!ネット募金

Yahoo!でネット募金が始まったようです。

 

募金については一緒にこちらもお読みください。

 

バヌアツ サイクロン 怪しい募金先の注意 - 考えるきつね

 

 

 

バヌアツ サイクロンでの治安悪化予想 - 考えるきつね

 この災害による治安悪化を

過去の災害から予想してみました。

合わせてお読みください。