朝型勤務にサービス残業時間を減らす効果は無いと言い切れる理由
朝型勤務で能率アップ
こんな記事がありました。
今日はサービス残業を減らす効果が朝型勤務にはあるのか?を考えたいと思います。
<残業削減>朝型勤務で能率アップ 朝食無料の会社も出現 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
まず、朝型勤務で作業能率がアップするのは本当です。
確かに、夜中作業をするよりも朝作業をしたほうが
作業効率が高いというのは皆さんも感じたことがあるのではないでしょうか?
しかし、朝型勤務になっても全く関係ない人もいます。
朝型勤務が関係ない人達
例えば
- 郵便局や市役所に用事がある人
- 取引先の会社は朝型勤務をしていないので結局待たなければならない人
- そもそも朝は頭が働かないタイプの人
特に問題なのが、取引先ですよね。
例えば定時を考えたとしても17時まで仕事をしていた会社が
急に朝型勤務だといって16時までしか仕事をしないといった場合
もし別の会社が17時までやっているのだとしたら
結局17時まで会社に誰かいなければなりません。
早いほうと遅いほう。
合わせるのだったら当然遅い方ですよね?
ということは結局、朝来た人達の仕事時間が伸びるだけなのです。
また、上司より先に帰ることが許されないような会社もありますよね?
そういった時でも部下は上司が終わるまで帰れません。
もはや残業するために残るだけの存在です。
まとめ
朝型勤務をしたところで私は
夜の残業+朝の残業になるだけじゃないのかなと思います。
始業時間、終業時間を人によってわけることが出来たら
こんな問題は起こらないと思うのですが
現実的な話、社員は一括で管理したほうがいいでしょう。
となると長く働いているほうに合わせるしかなく
残業時間が増えるか
もしくは他のチームを待っている間は給与に含めない等の
違法な処置がされるのではないでしょうか?