同性カップル 結婚証明の効力は？

同性カップルに“結婚相当”証明書、渋谷区が条例案(TBS系（JNN）) - Yahoo!ニュース

同性カップルに結婚相当の証明書を出すということを

渋谷区が条例として制定するというお話について考えたいと思います。

結婚証明の効力ってどこまでなの？

この証明書なのですが、法的拘束力はないとしてあります。

しかしながら、法的拘束力が無いからといって

制定されたら問題になってくるとおもいますので

結婚相当とはどの程度までの効力なのか？を

予想していきます。

• 相続権等について
• カップル限定のイベント
• 家族のみの利用としているホテルやアパート
• 養子をもらうことは出来るか？

相続権等について

現状で同性カップルが相続権を得られるかといえば得られないです。

しかし今後、同性カップルの権利が認められるようになっていくと

「内縁関係」として認められるケースも出てくるのでは？と私は考えます。

そうなると遺産に対する権利も主張できるかとは思います。

しかしこれが認められると泥沼の裁判合戦になってしまうかなあ……。

カップル限定のイベント

これはこの同性カップルの結婚に相当する証明でなくても

一部のお店では既に認められることもあると伺います。

とはいえ、証明書があればスムーズに手続きが取れることは間違いないでしょう！

家族のみの利用としているホテルやアパート

今はアパートに入居する際、

家族のみという居住条件のアパートでは

入居を断られるケースが多数あると伺います。

今回この証明書が発行されるようになれば

権利を主張出来るようになると思います。

しかしながら、大家さんが入居を断るようなところは

あまりお薦め出来ません。

最初から理解がある人の元に入居したいものですね。

養子をもらうことは出来るか？

これに関してはまだ難しいのではないかと考えます。

確かに、養子を養えるだけの財力をクリアすることは可能でしょう。

しかしながら、養子を認める時に最も重要視されるのが

子供が幸せになれるかです。

同性カップルで子供が不幸になるかといわれれば

絶対にそんなことはないのですが

まだまだ世間の目は厳しいため

子供が無用の諍いに巻き込まれる可能性が否定できません。

そうなるとやはり世間から見て一般的な夫婦の元に

子供を送り出したい施設側の意向が採用されるのではないでしょうか？

とは言え、今後もそうであるかと言われれば違うと思います。

少しずつ世間は変わっています。

まとめ

法的拘束力が無いとはいえ

やはり自治体が同性カップルを認めるというのは

画期的な例ですね。

今はマイノリティである意見も

徐々に変わっていくという証明でもあります。

今後どう変わっていくかはまだ理解りませんが

多様な価値観を認める文化がもっと発展していくことを期待します。